前回は2018年の相場について見てきました。「日経平均が再び上昇する」との意見が多かったほか、日米の政治情勢をリスクとして捉えている意見が見られましたね。今回はさらにその先、東京オリンピックが開催される2020年の相場について探っていきたいと思います。2020年の日経平均は? 今後注目される業種・セクターは? 2020年の株式マーケットを展望してみましょう!
第2回「日経平均は再び2万4000円超え!? 2018年今後の相場を大予想!」を読む
2020年はバブル後の高値更新!?
2020年の日経平均株価について聞いてみたところ、最も多い回答は「3万円」でした。まだまだ上がる理由としては、
と、国内景気の好調さを期待する声が多数寄せられました。また、「5万円」や「4万円」を予想する声もあり、バブル最高値である3万8915円を更新するという見方もあるようです。
・バブル最高値を更新するトレンドと思っているから(40代以上・本社スタッフ)
2人に1人が「情報通信・サービスその他」セクターに注目
これから業績が好調で注目したいセクターは? という問いに対しては、「情報通信・サービスその他」セクターがダントツの1位となりました! このセクターには、 電通 や 博報堂 といった広告代理店をはじめ、 アシックス や ミズノ といったスポーツウェア企業、 セコム や ALSOK といったセキュリティ関連企業が含まれています。東京オリンピックに向けた思惑がこのセクターへの期待となって表れているのかもしれませんね。
2020年も活躍!? 業績好調が期待される銘柄
このアンケート結果をもとに、「情報通信・サービスその他」に分類される企業のうち、足元でも業績好調が予想され、2020年も活躍が期待される企業をご紹介します。Nintendo Laboが話題の
任天堂
や、日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する
アイスタイル
など、伸び盛りの企業に今後も期待したいところです。
・国内景気の好調さなどを背景に、2020年の日経平均は「3万円」という声が最多!
・株価のトレンドからはバブル期の最高値である3万8915円に達するという意見も
・東京オリンピックに向けた期待などから、「情報通信・サービスその他」セクターに注目集まる
※本文及びグラフの日経平均最高値は引け値をベースとしております。