新NISAでみんな何買ってるの?(日本株編)

NISAキホンのキ/ 日興フロッギー編集部五月女ケイ子

2024年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)。この連載では、新しいNISA(以下、新NISAといいます)に関するみなさんのギモンやよくある質問にお答えします。今回は「新NISAでみんな何買ってるの?」というギモンについて、日本株で人気の銘柄を紹介します。

新NISAでみんなが買ってる銘柄TOP10

1月から始まった新NISA。すでに投資をしている人も多いのではないでしょうか。SMBC日興証券では、NISA口座の成長投資枠で2024年4月に買付金額が多かった銘柄TOP10は、下記のとおりでした!

トレンドは、大型株で配当利回りが高い企業

上位銘柄を見てみると、時価総額が大きいこと、配当利回りが比較的高いことなどが共通しています。

時価総額を見てみると、トップ10にランクインした企業のうち、10位のLIXILを除く9銘柄が1兆円を超えています。5兆円以上のものは7銘柄、10兆円以上のものは3銘柄あり、大型株が好まれていることが伺えます(2024年5月31日時点、時価総額は100億円未満を四捨五入)。

配当利回りについては、トップ10にランクインした企業のうち、7銘柄が3%以上、4銘柄が4%以上(2024年5月31日時点、会社予想配当利回り)。比較的配当利回りが高い銘柄が好まれています。

日興フロッギーでは株主優待がある銘柄も人気がありますが、このうち株主優待を採用しているのはNTT、オリエンタルランド、KDDIの3社のみ。新NISAの成長投資枠では、株主優待よりも配当金を重視する傾向が伺えます。

業界首位の銘柄が人気!

もう一つ傾向として挙げられるのは、業界首位の銘柄が多いこと。上位10銘柄のうち、業界首位の銘柄は下記の8銘柄です。

・NTT 国内最大の通信会社
・三菱重工業 総合重機メーカーの最大手
・オリエンタルランド 遊園地・レジャーランド市場で国内シェアNo.1
・武田薬品工業 日本最大の製薬会社
・三菱UFJフィナンシャル・グループ 国内最大の総合金融グループ
・トヨタ自動車 国内販売・生産規模で最大手の自動車メーカー。世界でも4年連続で販売規模第1位。
・JT 国内たばこ販売シェアは約6割
・LIXIL 住宅設備の最大手
(出所:QUICK、東洋経済新報社の会社四季報レポート、会社HP)

業界の中で確固たる地位を築いており、この先も長く存続することが想像できる企業に人気が集まっています。

新NISAの成長投資枠を使って、配当株投資をはじめよう

日興フロッギーでは、新NISAの成長投資枠を使って、100円から株式に投資できます。もちろん、dポイントも使えます。

証券口座と新NISA口座を開設する
新NISA口座を開設する

また、投資信託のように「毎月一定額の株式を積み立てたい」という方には、「キンカブ定期定額買付」がピッタリ。オンライントレード(日興イージートレード)にログインして「キンカブ定期定額買付」を使うと、毎月または隔月でお好きな銘柄を積み立てることができますよ。1銘柄につき100円以上100円単位で指定できるので、少額から利用できます。

オンライントレード(日興イージートレード)にログインして「キンカブ定期定額買付」を使ってみる

日興フロッギーでも「キンカブ定期定額買付」でも、株数に応じて配当金を受け取れるので、単元株を買うのはハードルが高い……という方でも買いやすいです。

新NISAの成長投資枠を使って、配当株投資をはじめましょう。

「日興フロッギー白書「NISAの成長投資枠、どう使う?」」を読む

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