「悲観で買い、楽観で売れ」

FROGGY COMIC・ 朝倉世界一のひとコマ格言/ 日興フロッギー編集部 、 朝倉 世界一

物価高騰で世の中は節約モード。こういうときは投資も控えて、おとなしくしているべき……って思いがちだけど、その逆をいくのが今回の格言だ。もともとは「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」という一文で、アメリカの伝説的な投資家ジョン・テンプルトンの教えなんだ。彼は世界恐慌や第二次世界大戦前、株価が暴落している時期に大量の株を買い、恐慌や戦争が終息した後に大きく値上がりした株を売って大儲けしたことで知られている。彼が成功した理由は、まさにこの格言通り。景気が悪化してみんなが悲観し、パニック状態でどんどん売っているときが買うべきタイミング。そこから景気が復調し、みんなが楽観的にどんどん買い出したら、売るべきタイミング。「集団の熱狂」の根拠のなさを冷静に見抜き、長期的な視野をもつことで勝ち続けたジョン・テンプルトン。その知恵を分けてもらいたいね。