日興フロッギー白書「初めての株、みんな何買った?」

日興フロッギー白書/ 日興フロッギー編集部高橋 由季

初めての株を選ぶのって、迷いますよね。「どの株がいいの?」「どんな探し方をしたらいいの?」そんな悩みはフロッギー白書で解決! 1万人以上のアンケートデータから、みんなの「初めての株」を大公開しちゃいます。これから株式投資を始めるという方も早速チェックして、先輩たちの投資アイデアを参考にすることから始めてみましょう!

初めての株はオリックス、イオン、三菱UFJ

アンケートで初めての株を聞いたところ、1位は「 オリックスでした。同社の株主優待は全国各地の商品をカタログギフトで選べる「ふるさと優待」と、グループ会社のサービスが割引等される「株主カードによる優待」の2種類です(優待は2023年度分で終了予定)。

また、2023年3月期の配当は1株あたり年間で85.6円、配当利回りは3.95%(12/2終値 2167円、会社予想ベース)です。優待も配当も魅力的な内容のため、多くの方が「初めての銘柄」として選んだのかもしれません。

つづいて2位は「 イオン 」でした。同社の優待はイオンやマックスバリュ、まいばすけっとなどでお得に買い物ができるオーナーズカードです。買い物時にオーナーズカードを提示すると、100株以上で3%、500株以上で4%、1000株以上で5%、3000株以上では7%のキャッシュバックが受けられるというもの。自分の生活圏にお店がある人から人気を集めた様子です。

3位は「 三菱UFJフィナンシャルグループ 」です。2023年3月期の配当は年間で32円、配当利回りは4.33%(12/2終値 738.7円、会社予想ベース)です。知名度はもちろんのこと、配当利回りの高さなどが魅力的だったものと考えられます。

選んだ理由は「優待」「株価上昇」「配当金」

選ばれた銘柄とも通じますが、その銘柄を選んだ理由のトップは、「株主優待が魅力的だから」が断トツでした。次いで、「株価上昇が期待できるから」「配当金が魅力的だから」がランクイン。

また、「商品/サービスが好きだから」という理由も多く挙げられました。サービス自体をよく知っていて、自分にとって身近な企業に投資することは、初心者にオススメの方法の1つです。ちょっとしたお店の人気の変化や活気などは、好きだったり身近だからこそキャッチできる情報です。「儲かりそう」よりも、「わかる」会社から選んでみるのも良いですね。

「誰でもできる株式投資入門」を読む

最初の投資額は「100円以上1000円未満」が最多

初めての投資額についてはバラつきがありました。これは100円から投資ができる「フロッギーならでは」の理由でもあります。100円、200円といった手軽な金額で、まずは「お試し」感覚で始めてみたという人が多かったようです。

一方、一般的な株式投資の単位である「単元株」で始めた人を中心に、10万円以上50万円未満という回答も多く見られました。

現金6割、dポイント4割

また、投資資金としては現金で投資したという人が6割以上いる一方、「dポイント」で投資したという方も4割近くいました。身銭を切ることなく、気軽に使えるポイントだからこそ、投資に踏み切れたという方もいたのかもしれませんね。

いま重視しているのは「配当利回り、優待、業績の安定性」

いま現在、株式投資をするうえで重視しているポイントもお聞きしました。トップは「配当金(配当利回り)の水準」、次いで「株主優待の内容」「業績の安定性」などが挙がりました。いずれも短期でのトレードというよりは、中長期的な資産形成を目指した銘柄選びをしている人が多いようです。

初心者にオススメしたいポイントは、「配当、身近、優待」

実際に株式投資を始めている先輩たちがオススメしたい銘柄は、「配当金がある銘柄」「自分がよく知っている商品/サービスを展開する銘柄」「株主優待がある銘柄」でした。実際にみなさんが初めて買った銘柄のランキングとも合致しており、買った後もその銘柄に満足している様子がわかります。

また、第4位にはETFがランクイン。その理由としては、「中長期的資産形成に向いていると思うから」や「少額でも多くの企業に分散できるから」といった、中長期的なリスク分散を挙げる方が多くみられました。日興フロッギーでは100円単位でETFが買えるので、少額でもリスク分散を重視したいという人は、ETFから検討してみるのもよいかもしれませんね

「【保存版】日興フロッギーで買えるETF」を読む

ETFをオススメしている人の理由(抜粋)
・深く勉強しなくても手を付けやすいことと、長期保有で失敗しづらいところ
・中長期的資産形成に向いていると思うから
・投資信託を個別株のように買えるから
・少額でも多くの企業に分散投資できるから

「初めての株」をテーマに実施した日興フロッギー白書アンケート。これからもいろんなテーマでみなさんのご経験・ご意見をヒアリングしたいと思いますので、ぜひご協力をお願いいたします。

日本電信電話
日本たばこ産業
トヨタ自動車
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
ANAホールディングス
みずほフィナンシャルグループ
ソニーグループ
ヤマダホールディングス
オリエンタルランド
ENEOSホールディングス
日本航空
イオン九州
日産自動車
日本マクドナルドホールディングス
任天堂
ソフトバンク

日興フロッギー白書アンケート概要
期間:2022年11月1日~11月7日
対象:SMBC日興証券の口座をお持ちで日興フロッギーをご利用のお客さま
有効回答数:1万1486件