ダイセキ200万円。100円つみたてしていたら

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

リサイクル事業や産業廃棄物処理業界をリードするダイセキ。そんなダイセキを、東証に上場した1999年8月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は200万円になっています(2022年4月28日始値ベース)。

最高で240万円

資源価格の高騰などもあり、「限りある資源の有効活用」というテーマは、企業や家庭でも共通して話題に上がるようになってきました。こうした中、中部地方を地盤に全国6拠点で産業廃棄物処理・リサイクル事業をリードしているのが「 ダイセキ 」です。

そんな同社を上場した1999年8月から、毎日100円つみたてしたら、最高で240万円にまで到達していました。

評価額は最高で441%に!

同社の業績は好調です。
2022年4月5日に発表した22年2月期の通期連結決算では、売上高・営業利益ともに過去最高を記録しました。ウクライナ情勢などを受けてエネルギー価格が上昇したことで、同社が手掛けるリサイクル燃料も価格が上昇しました。また、世界的なカーボンニュートラルへのニーズが高まる中、リサイクル事業全体に対する社会的評価も向上し、事業の追い風となっているようです。

こうした良好な事業環境もあり、株式市場でもここ数年評価される傾向にあります。つみたて額に対する評価額は最高で441%にも上昇しました。

社会的な環境意識の高まりを背景に、メーカー各社は新しい資源の利用を最小限にとどめ、使用済み資源・再生資源の循環を念頭に製品を製造する方向へ動いています。

こうした社会の大きな課題の解決などを手掛けて、事業環境が良好な分野に着目してつみたて投資を始めるのもいいかもしれませんね。

本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた銘柄への投資を推奨するものではありません。