「熱さまシート」や「のどぬ〜るスプレー」などわかりやすい商品名でおなじみの小林製薬。人気商品「カイロ」シリーズを手がける桐灰化学を子会社化した2001年7月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は189万円になっています(2021年10月29日始値ベース)。
最高で267万円
寒い時期には欠かせない携帯用のカイロ。それを製造している桐灰化学を「 小林製薬 」が子会社化した2001年7月から、毎日100円つみたてていたら、最高で267万円に達していました。
つみたて評価額は最高で559%に!
また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で559%に達していました。
実は、使い捨てカイロは日本で発明されたもの。手軽に暖を取れるアイテムとして、今や国内だけでなく海外でも人気になりつつあります。
同社の中国におけるカイロの売上高は、11.8億円(2021年1−9月期)となっており、2019年の同時期を上回る水準になっています。
中期経営計画でも同社は国際事業の強化を掲げており、それに合わせてカイロもさらに多くの国で愛される存在になるかもしれません。今後の海外展開の動向に注目です。
また、同社は23期連続の増配を見込んでおり、株主還元にも積極的です。日興フロッギーでは単元未満株でも配当金を保有分に応じて受け取ることができます。こうした連続増配企業もつみたて投資の対象として候補になりそうですね。