みんなのギモンに答えます!

声で聴く日興フロッギー withヤングニッケイ/ 齋藤 有紗日興フロッギー編集部

音声プラットフォーム「Voicy」で、ヤング日経と日興フロッギーがコラボレーション! 今週は、Voicyでいただいた質問に横山がどんどん答えていきます。

齋藤さん

毎週土曜日にお届けするコーナー「週末インベスター!5分でわかる投資アイデア」。記事から株が買える投資サービス「日興フロッギー」の編集部に、投資の基礎知識や注目の投資アイデアを聞いていきます。
お越しいただいたのはSMBC日興証券ダイレクト戦略部Eマーケティングセンターの横山 敦史さんです。よろしくお願いします。

横山

よろしくおねがいします。

齋藤さん

このコーナーでは、横山さんと一緒に、毎週土曜日にヤング層が注目するような話題をご紹介していきます。改めて「日興フロッギー」について詳しく教えていただけますか?

横山

「日興フロッギー」はSMBC日興証券が運営する「記事を読んで、気になる会社を見つけたら、そのまま買える」投資サービスです。チャートや四季報の使い方など、投資を始めるうえで役立つコンテンツを1700本以上そろえています。どの記事も無料でサクッと読めますので、ぜひご一読いただければと思います。

齋藤さん

本日は皆さんから頂いた質問を横山さんに聞いてみたいと思います。
まず1つ目は「ブロックチェーン技術に大変興味があるのですが、関連する上場企業はありますでしょうか?」という質問です。横山さんいかがでしょうか。

横山

ありがとうございます。ブロックチェーンとは、高い信頼性が求められるデータなどに対して、複数のデータベースをまたいで管理する技術です。まだ発展中の分野でもあるため、独占企業や大手と呼ばれるところはほとんどありません。
一例として挙げますと、たとえば「 gumi 」というモバイルオンラインゲームを開発する会社ですが、投資先の1つがブロックチェーン技術を活用したコンテンツ販売やゲーム開発を行うと先日発表がありました。 今後の具体的なサービス展開に注目が集まりそうです。
ほかには、ブロックチェーンは金融とも相性が良いとされています。中でも「 マネックスグループ 」は、暗号資産を取り扱うCoincheckを傘下に持つほか、いま話題の偽造不可能なデジタルデータNFTに関連する事業も手掛けています。 金融とブロックチェーンの特徴をうまく組み合わせて、これからも事業を拡大していくかもしれませんね。注目される企業の1つになるのではないでしょうか。

齋藤さん

ありがとうございます。これから伸びそうな分野の1つですね。
では2つ目の質問です。「投資初心者が投資を始めるのであれば、個別株よりETFや投資信託が適切と思います。この点は毎回冒頭でご説明いただいた方が良いように思いますが、いかがでしょうか」という質問です。横山さんいかがでしょうか。

横山

ありがとうございます。たしかにETFや投資信託のほうが、投資先が分散されているものが多いので、リスクを分散させたいというニーズがある方にとっては、とてもオススメな投資先と言えますよね。
ただ、投資を始めるきっかけは人それぞれです。桐谷さんのように優待が欲しくて投資を始める人もいますし、自分が愛用しているグッズなどを展開している会社を応援したい想いで投資を始める方もいらっしゃいます。いろんな経験を通して、失敗や成功を繰り返しながら、だんだん自分なりの投資ルールを築いて投資先を選んでいくのが良いのでは、と私は思っています。

齋藤さん

3つ目は株主優待についての質問です。
「株主優待で銘柄を選ぶ場合、株式を購入するタイミングなど気をつけることはありますか」。

横山

ありがとうございます。 株を買うタイミングって難しいですよね。私もいまだに良い銘柄を見つけても買うタイミングを間違えて損してしまうことはあります。
株主優待の銘柄の場合、権利付最終売買日までに買っておくこと以外は、特に共通して「このタイミングが良い」と言えるときはありません。強いて言うならば、マーケット全体が、●●ショックなどのように大きく下落する局面では、優待狙い以外の投資家も含めて売りが相次ぐことがあるので、そういったタイミングを狙って安いところで買ってみるのは1つの手かもしれません。ただ、企業によっては業績が急速に悪化することで優待自体を止めてしまうところもあることには注意が必要です。

齋藤さん

私も実際にETFを先日買ってみたのですが、買うタイミング・売るタイミングはたしかに難しいなと思いました。

横山

おお!まずは少額でもいいから買ってみるという姿勢、とても良いと思います。ちなみに斎藤さんはどうなったら売りたいと思っていますか?

齋藤さん

そうですね、20%ぐらい上がったら十分かなと思っています。

横山

そういった目標を持つことはとても大切です。一般的に、「売り」がうまいという人は、そうした目標をもっていたり、もしくは、チャートや企業のニュースを見て「売りシグナル」をチェックしたりする人が多いそうです。

齋藤さん

「売りシグナル」ってなんでしょうか。

横山

よく使われるのは、株価チャートを使った売りシグナルの捉え方です。株価の変動幅にもよりますが、25日移動平均を下回ったら売り、ですとか、過去1年間の高値に近付いたら売り、といった手法です。そうした売りのマイルールを自分の中で決めることで、相場に応じて心が揺れ動きながら判断するようなドキドキする場面も減らすことにもつながります

 

 

齋藤さん

なるほど、たしかに相場の値動きで一喜一憂していては、なかなか投資の成績も上がりそうにないですね。リスナーのみなさんもぜひ、ご自身で「売りのマイルール」を決めて投資に臨んでみてはいかがでしょうか。

齋藤さん

大変参考になりました。横山さん、本日はありがとうございました。

横山

ありがとうございました!