売上高は企業業績の源泉そのものです。いくらコストを削って利益を増やしても、売上高が頭打ちとなってしまっては、中長期的な成長は見込めません。そこで今回は売上が伸び続けている企業とそのランキングをご紹介します!
「売上高」は企業活動の源泉
売上高を増加させることは、株主に還元する利益を増やすことにつながるだけでなく、それ以前に従業員の給料に当てられたり、新たな技術を開発するための投資資金にもなります。企業が成長し、様々なステークホルダー(利害関係者)に還元するために最も重要な数値と言っても過言ではありません。
今期も好業績が見込まれる増収率トップ10
そこで日興フロッギーでは、過去3期において売上高を伸ばし続けている企業に着目しました。これからも成長が期待される中小型株(時価総額5000億円以下)で、今期も増収営業増益が見込まれる企業をスクリーニングしました(詳細条件は図表注釈を参照)。
トップは深層学習などを手がけるPKSHA
これら条件に当てはまる年平均増収率トップは、深層学習やAIアルゴリズム機能を開発する「 PKSHA Technology 」でした。
同社は自動応答エンジン「BEDORE(べドア)」でコールセンター業務を効率化するサービスを提供したり、画像認識に関わるアルゴリズムを活用したサービスによりコインパーキングの運営をサポートしています。
3位にランクインしたのはソフトウェアテスト事業(第三者検証)を手掛ける「 SHIFT 」です。
同社は、人件費の増加などを伴いつつも、それを上回る売上高や利益を確保し、好業績が続いています。また、M&Aによって、エンジニアを対象としたマッチング事業を展開するA-STAR社を完全子会社化し、事業規模の拡大を加速させているのも特徴の1つです。
JALCOホールディングス
メドピア
エムアップホールディングス
ファーマフーズ
ALBERT
ユーザベース
ソフィアホールディングス
木曜は「売上高ランキング」をチェック!
継続的に増収を達成できているということは、その企業のビジネスモデルや、参入している市場が魅力的なケースが多いと言えます。コストコントロールをしっかり行い、急激なマーケットの変化などがなければ、市場での評価も高まりやすくなります。ぜひ増収率や連続増収など「売上高」の変化を見極めて、業績の成長ポテンシャルを持った企業を見つけてみてはいかがでしょうか。
日興フロッギーでは、毎週木曜日にログインするとこの売上高に着目した「年平均増収率ランキング」が表示されます。ぜひ銘柄をチェックして、投資の参考にしてみましょう!