伊藤園162万円。100円つみたてしていたら

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

お~いお茶やタリーズコーヒーを展開する「伊藤園」。その伊藤園をホットのペットボトル緑茶が発売された2000年10月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は162万円になっています(2021年8月31日始値ベース)。

最高で191万円

テレビCMで発された呼びかけがそのままネーミングとなった「お~いお茶」を大ヒットさせた「 伊藤園 」。

ペットボトルは温まりにくく、加温販売には適さないだろうといわれていた中、茶葉の加工やペットボトルの改良を行うことで、2000年10月に業界初のホット対応ペットボトル製品を発売しました。その2000年10月から、伊藤園を毎日100円つみたてていたら、最高で191万円に達していました。

つみたて評価額は最高で387%に!

また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で387%に達していました。

2020年に入ってから外出機会の減少などにより売上高はやや落ち込みました。ただ、足元では、健康志向の高まりなどもあり、機能性表示食品の「お~いお茶 濃い茶」の販売が好調となるなど、業績には追い風が吹きつつあります。

「時代」をとらえた主力製品を作り続ける企業

1985年の発売以来、愛され続けている伊藤園のお茶。時代に合わせて絶え間なく茶葉や容器、品質を改良し続けていることが、足元の好調の原動力となっているのかもしれませんね。こうした主力製品を継続的に改良し、市場を開拓し続ける企業がつみたて投資の候補の1つになると言えそうです。

定期定額でつみたて投資してみる(日興イージートレード)

本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた企業への投資を推奨するものではありません。原則として原稿作成時点における情報に基づいて作成しております。また、記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。