総合スーパーや「マックスバリュ」などを展開する、私たちの生活に欠かせないイオン。同社が中国にイオンモールを展開し始めた2008年11月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は70万円になっています(2021年4月30日始値ベース)。
最高で84万円
100円ショップやコンビニ、Amazonなど常に新しいライバルが登場している小売業界。そんな中、「 イオン 」は1985年と早くから中国事業を中心としたアジアに進出し、2008年には中国におけるショッピングセンター1号店となる「イオン北京国際商城ショッピングセンター」を開業しました。
こうした中国を中心としたアジアでの店舗拡大が実を結び、2020年2月期には海外の営業利益が全体の約20%を占めるようになりました。2025年度までの中期経営計画では、さらにそれを25%にまで伸ばすことを目指しています。
そんなイオンを、北京にイオンモール中国1号店を展開した2008年11月から、毎日100円つみたてていたら、最高で84万円に達していました。
つみたて評価額は最高で280%に!
また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で280%に達していました。海外展開やデジタル化などで進化する同社の戦略や、もらってうれしい株主優待などが追い風となり、株価を下支えしているのかもしれませんね。
イオンは保有株数(100株以上)に応じて、優待カード(一定の割合で返金する特典)や自社ギフトカードなどを株主優待として用意しています。最新の優待内容は会社HPをチェック!
成長戦略と株主還元策に着目!
今回のイオンのように、業績拡大のために早くから海外への進出をしている企業は、業績の拡大余地が大きいといえます。また、足元のようにコロナで一時的に業績が落ち込んでいても、優待や配当など株主還元策が充実している企業の株は、個人投資家からの買いサポートも期待できます。
こうした成長戦略を持ち、また株主還元に積極的な企業へのつみたて投資は検討してみてもよいかもしれませんね。