高速データ通信などが可能になったFOMAのサービスが始まった2001年10月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は95万円になっています(2021年2月26日終値ベース)。
最高で100万円
携帯電話サービスから光回線、国際通信などあらゆる通信事業を手がける「 NTT 」。そんなNTTを世界初の第3世代移動通信サービス「FOMA」が開始された2001年10月1日から、毎日100円つみたてていたら、最高で100万円に達していました。
つみたて評価額は最高で232%に!
実際にFOMAのサービスを始めたのはNTTドコモですが、その株式の6割以上はNTTが保有していました。すでに「iモード」などで天気予報や着メロなど様々なコンテンツはありましたが、FOMAの登場により、映像や音楽といった大容量コンテンツを楽しめるようになりました。そうした意味では、iPhoneなどスマートフォンの登場前から、先んじて「音声」に加えて「情報」を提供していたとも言えますね。
その後、2007年のiPhone発売をきっかけに、大容量・高速通信が一気に普及。そうした動きの先駆者であるFOMAが登場した時からNTTをつみたてていたら、つみたて評価額は最高で232%にも達しました。
「使う時間が増えたサービス」に着目してみよう!
足元では、NTTドコモの完全子会社化で、グループ内でのリソース効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を強化している同社。リモートでの働き方が当たり前になりつつある今、また新しい価値を私たちに提供してくれそうですね。
FOMAやスマートフォンは、私たちが既存のメディアに使っていた時間を減らすほどで、新たな主要メディアとなりました。同じように身の回りで使う時間が増えているモノやサービスに着目して、つみたてたい銘柄を探してみてはいかがでしょうか。