貫啓二/株式会社串カツ田中ホールディングス 代表取締役社長
(「上場企業の社長に聞く! 夢とお金の本質・串カツ田中 貫啓二社長 」より)
借金は怖い。でも借金がなかったら、つらいときに簡単に逃げてしまいます。自分で事業をやるって大変なことで、うまくいかないこと、やめたくなるようなことがしょっちゅう出てきます。簡単に始めたことは簡単にやめられますが、私には借金があって、やめられなかった。でも、それでよかったんです。なぜなら、「やめたときが負け」だから。そのとき赤字だろうが、ビジネスモデルを間違えて崖っぷちに立たされようが、やめなければいつかは勝てる。そんなことも、串カツ田中は教えてくれました。
カエル先生の一言
若いころから、借金をして商売をしてきた貫社長。借金は怖いものですが、退路を断ち続けるしかない状況になったことが結果的に今の串カツ田中の成功へつながったそう。コロナ禍の暗い世の中を明るくするために「串カツ○○」のネーミングライツを2000万円で公募するなど、チャレンジを続ける串カツ田中に目が離せません。
※2018年6月、商号を株式会社串カツ田中から株式会社串カツ田中ホールディングスへ変更しています。