パン・パシフィック・インターナショナルHDが「ドン・キホーテ」を全国展開しはじめたのが2001年12月。そのときから毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は289万円になっています(2020年7月31日終値ベース)。
最高で300万円超!
安さと品揃えに加えて、独特な陳列方式でおなじみのドン・キホーテ。そのドン・キホーテを運営する 「 パン・パシフィック・インターナショナルHD 」を、全国展開しはじめた日から毎日100円つみたてていたら、最高で302万円に達していました。
つみたて額の6.6倍に
2011年までは株価は横ばい傾向が続いていたものの、2012年以降のインバウンド消費の追い風を受けて株価は上昇。2020年に入ってから訪日客による売上は急減しましたが、「巣ごもり消費」関連商品の売上拡大や、買収店舗の業態転換などにより業績は好調が続きました。それにより、つみたて額に対する評価額は足元で6.6倍にまで拡大しています。
店舗数の拡大は「つみたて」の始めどき!?
ドン・キホーテは2001年まで関東圏での出店に留まっていましたが、福岡や北海道など全国に店舗展開しはじめたのが2001年12月でした。すでに関東では「安くて日用品や雑貨が何でも揃う店」として話題になりつつありました。それまでは関東の42店舗だけでしたが、その後店舗数はなんと629店舗にまで拡大しています(2020年6月末時点。グループ傘下の総合スーパーなども含む)。
また、店舗数拡大と合わせて、売上高や営業利益もドン・キホーテ1号店が開店した1989年6月期以来、31期連続の増収増益となっています。
近くにある人気のお店が店舗数を拡大することにピンと気づけたら、それは「つみたて投資」の始めどきかもしれませんね。