任天堂を毎日100円つみたてしていたら73万円

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

任天堂がWiiを発売したのは2006年12月2日。その日から毎日100円ずつ積み立て投資をしていたら、いまの評価額は73万円になっています(2020年4月30日終値ベース)。

最高で77万円に到達!

WiiやNintendo Switchといったゲーム機に加え、マリオやポケモンなど人気キャラクターでおなじみの「 任天堂 」。その任天堂をWiiが発売された時からつみたてていたら、最高で77万円に達していました。

①Wiiの盛衰

発売当時、Wiiは、家の中で体を動かしたり、家族全員で参加する新世代ゲーム機として注目されました。出荷台数が大きく伸びたことから、株価は急上昇。しかしその伸びがひと段落し、さらにリーマン・ショックが起きたことで株価は下落。業績の下方修正などが相次いだほか、後継のWii Uも不発に終わり、株価は長らく横ばいとなりました。

②Nintendo Switchの登場

その次世代機として期待されたのがNintendo Switchです。発売当初は賛否両論あったものの、販売実績を重ねさらにダウンロードなどデジタルでの売上を伸ばすごとに株価は上昇。2019年の中国での発売開始のアナウンスや、2020年3月に発売した「あつまれ どうぶつの森」の人気化などを受けて、株価は高値圏での推移が続いています。

Wii発売後の株価の乱高下により、2012年ごろまでは評価額が横ばいでしたが、その後の株価上昇によって大きく上昇しました。もともとコンテンツ力や商品力などに定評がある同社。一時的な売上の落ち込みがあっても、その会社の強みや魅力を見出すことができれば、つみたてを継続する方が良さそうです。

本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた企業への投資を推奨するものではありません。原則として原稿作成時点における情報に基づいて作成しております。また、記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。